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奮闘記

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2006-12-02 クリスマスパーティー

_ ちょっと早いが

今日はペリメーターのクリスマスパーティーだった。ちょっと気が早い感じもするが、この時期にやる企業も多いみたいだ。会社がクリスマスパーティーを企画するのはこっちでは当たり前らしい。こういうパーティーには正装をして行くものらしいので、僕も久々にスーツを着ることが出来、何だか嬉しかった。僕はスーツが好きで、日本でも会社勤めでも無いのによく着ていたのだが、カナダではスーツだとかなり浮いてしまうのでカジュアルな格好をせざるを得ず、残念だったのだ。それに今の時期ともなるとやたら寒く、ファッションより機能性を重んじるしかない。これはカナダの辛いところだ。会場に着いてみると、特に女性は皆ドレスアップしていて、とても華やかだった。普段、ラフな格好が多いだけに余計におしゃれに見える。ハレとケとはこういうものなんだろうか。男性陣は研究者という職業柄か、オシャレに興味がない人も多く、普段着のままで来ている人もいたが、足は長いし彫りも深いからそのままでかっこよかったりする。うちの研究所には「日本に来たらモテモテやろなあ」というかなりの男前が何人かいるのだが、日本で彼らを売り出して一儲けできないもんだろうか。ところで日本人女性は外国人にモテるらしいが、日本人男性が外国人女性にモテたという話をあまり聞いたことがない。これは由々しきことだぞ。小学校から英語教育をどうこうなんて言ってる暇があったら、どうやったら日本男児が国際社会でもモテるようになるかを考えたほうがよっぽどマシなんじゃないだろうか。真剣に考えれば、問題が英語そのものにないってことくらいわかるはずなんだが。いかんいかん、こんなカタいことを言っているようではモテないな。僕は結婚しているが、結婚したからと言ってモテようと努力しなくなったらおしまいだと思っている。意識してモテようとせず自然体になるのが一番だという人もいるが、人間なんてのは自然体でいいなどと思い始めたら、ドンドン堕落してしまうものなのだ。自然体とダラダラと力を抜くのとは違うが、見極めは本当に難しいのだ。だいたい最愛の妻の前でかっこつけなくて、誰の前でかっこつけるというのだ。結婚したらより一層かっこつけるべきなのだ。それは決して、本当の自分を出さないとか、妻の前でも気が抜けないとか言うのとは違う。妻こそ自分を映す鏡だということだ。泣きながらだろうが、鼻水垂らしながらだろうが、全力でいろんなことにぶつかっている旦那のことをかっこいいと思わない妻などいないのだ。まあ、言いたいこと言ってるが、くれぐれも僕の妻に僕がどう映っているか問い合わせなどしないで頂きたい。僕、結構打たれ弱いんで(笑)

パーティーでは、この間国際会議で京都に行っていたミケーレといろんな話をした。ソバアレルギーなのを知らずに初めてソバを食べて救急病院に行ったそうだが、それを除けば京都はとても楽しかったらしい。京都がとても好きになった、また行きたいと言っていた。僕は京都に11年住んでいたし、もともと京都が好きで京都の大学を選んだようなもんなので、それを聞いて嬉しくなった。イタリア人である彼の口から"pontocho"(先斗町:ぽんとちょう)という言葉が出てくるのは何だか不思議な感じがしたが、とても懐かしかった。ほんの2年半前まで住んでいたのに、すごく昔のことのように感じる。今度は彼と一緒に行っていろんなところを案内してあげたい。

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2006-12-04 友、来る

_ やっと日本から友達が

昨日、日本から大学時代の友人がウォータールーにやってきた。彼は観光で来たのではなく、勤めている会社の本社がウォータールーにあるため、仕事でやって来たのである。僕が海外学振に決まったことをその友人に話したとき、彼から本社がウォータールーにあるのを聞いて驚いたのを覚えている。

彼は僕らがこっちに来てから僕らを訪ねて来てくれた初の日本人である。僕らがカナダに行くと聞いて「カナダいいねえ。遊びに行くよ」と言ってくれた親戚や友人は多いのだが、残念ながらまだ誰も遊びには来てくれていない。そのことを彼とも話したのだが「まあ、特に観光する場所もないしねえ」という結論で落ち着いた。確かに、ナイアガラの滝のためだけにここに遊びにくる人はあまりいないだろう。ニューヨークやロンドン、パリなんかに比べるとトロントが見劣りするのも否定できないし。しかももう12月に入ってしまったので、カナダはかなり寒い。ウォータールーは比較的気候が穏やかな方だが、それでも真冬日にはなっている。カナダの北の方は言うまでもないだろう。天気予報などで見ると、カルガリーとかはマイナス20度を下回っているようだが、今はともかく、昔の人はどうやって暮らしていたんだろうと思ってしまう。100年以上前なんて、ロクな家や暖房設備も無かっただろうし。きっとその頃の暮らしを再現している博物館があるだろうから、見に行ってみたいものだ。

今日はその友人を家に招いて一緒に夕食をとった。妻が作った和食を食べて、友人は「海外出張でこんなご飯が食べられるなんて」と喜んでいた。僕も院生の頃イギリスに行って、食事の時間のたびに憂鬱になったものだ。もっと事前に調べたり高級なところにでも行けば話は別だったのかもしれないが、入る店入る店やたらまずくて、結局最後は日本にもあるファーストフードに行くようになってしまった。海外暮らしでは何と言っても食事が重要なわけだが、今は妻と来ているおかげで助かっている。この町でも日本食材は手に入るし、トロントやその隣のミササガまで行けば日本関係のスーパーもある。それにこの町では今のところ、そんなに「ハズレ」なレストランに当たったこともない。となると、やはりイギリスが特殊だったんだろうか。イギリスは飯がまずいとよく言われるが、どうも当たっているようだ。

友人とはいろいろ話しが出来てとても楽しかった。彼と話すといつも気持ちのいい刺激を受けることが出来て楽しいのだが、今回もそうであった。こっちには一週間いるそうなので、週末には夜通し語り明かすことになりそうだ。

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2006-12-12 喋った、喋った

_ 昔は徹夜もよくしたが、昼間寝てることも多かったな

ウォータールーに出張で友達が来ていた1週間、毎晩会っていろんな話をした。週末には我が家に泊まりに来てもらい、ぶっ通しで10時間近く話し込んだ。自分達でも、よくもまあこんなにも話すことがあるもんだと思ったが、まだまだ語り尽きない感じすらある。昔の友人と久々に会うというのはこういうものなのだな。特に海外で日本人の友人と会ったからなおさらだったのだろう。まるで高校や大学の頃のようだった。あの頃は、夜中1〜2時くらいにはエロ話で盛り上がり、3〜4時くらいには何を聞いても面白くなって笑い転げ、朝方になると何故か哲学的な話になる、というパターンだったのを思い出す。そして翌日は夕方まで寝たりして、1日損した気分になったのが懐かしい。今年は正月もこっちで過ごすことになるので、忘年会・新年会などで高校・大学時代の友人達と集まれないのが残念だ。

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2006-12-13 気候病

_ 片頭痛との闘い

僕は日本にいた頃から頭痛持ちだったのだが、こっちに来てからも片頭痛には悩まされている。京都にいた頃、頻繁に頭痛が起きるようになったのでちょっと怖くなり、病院で MRI などの検査をした結果、「古典的片頭痛」だと診断された。片頭痛の前兆現象(急に視野の一部がよく見えなくなって、チカチカした光のようなものがちらつき始める。その後、頭痛が始まる)は高校時代からときどき経験していたのだが、それは典型的な片頭痛のパターンだったようだ。にしても、古典的というのは何だか気になるネーミングだ。古典的でないものにはどんなのがあるのだろう。聞いておけばよかった。

僕の場合、季節の変わり目に片頭痛がよく起きる。この秋も例に漏れず、11月は頭痛の日がとても多かった。軽いものまで含めれば、毎日頭痛が起きていた。ある意味慣れっこなので、軽い日には仕事も出来るのだが、重い場合にはちょっと困る。薬は効くのだが、服用が続くと薬のせいで痛みに敏感になり余計に頭痛がするようになるので、ある程度は我慢しなければならない。片頭痛が起きると集中力がなくなるのにも参る。突然、やたら眠くなって目がショボショボし始めるのだ。こうなると単純計算はともかく、論文を読むのは難しい。頭も回らず、理解力は一気に下がる。しかも、一度起きると3日から1週間は軽い痛みが続くので困ってしまう。11月はそれが毎週起きていたので、ほぼ毎日頭痛に苦しめられていたというわけだ。この間まではそんな中で公募の書類を書いたり論文を出したりしていたので、結構大変だった。先週辺りからようやく楽になり始めたのだが、そういえば昔から秋は成績が悪かったり、調子がよくなかったことを思い出した。うちの実家がリンゴ屋で秋はとても忙しく、小さい頃は両親の帰りが遅くてとても寂しかった。それがトラウマになって秋は調子が悪いのかもねえ、なんて冗談を昔は言っていたのだが、実は、痛みを感じるようになったのが高校時代からというだけで、頭の中では片頭痛に似たことが起きていたのかもしれない。ちなみに、片頭痛を感じているというのは外界の変化に敏感な証拠であり、人生のうちで体が活発な時期だということなのだそうだ。ということは、頭痛が無くなったら齢を取ったということになる。治るのが嬉しいような、嬉しくないような…。

カナダに来たおかげで春に花粉症に苦しまなくて済むのはありがたいのだが、片頭痛は日本にいたときよりむしろ頻度が上がっているような気がする。だが、きつさは軽くなっているかな。京都時代には吐き気がひどく、動けなくなってしまったこともあったし。仕事が立て込んでいたせいもあるだろうが、気候に体がついていけないのかもしれない。カナダ、恐るべし。

英語では片頭痛は migraine(マイグレイン)と言うそうだ。こっちの連中に「こないだはマイグレインで調子悪くてさあ」と言ったら、「そりゃあ大変だったな。マイグレインは辛いだろ」と返してくれる人ばかりだった。片頭痛は欧米ではよく認知されている病気のひとつだと聞いていたが、本当にそのようだ。フランス人やイタリア人もその単語を知っていたから、有名なのだろう。日本では頭痛というのは怠け者の言い訳だと思われることもあるようだが、ひどい話だ。とはいえ、こっちにもいい治療法があるわけではない。痛みを抑える薬や、発症を予防する薬はいろいろあるが、何しろ片頭痛は体質のようなものなので、とにかく発症の原因となるものを避けるように心がけるしかないのだ。寝不足・寝すぎ、ストレスや食べ物、音や光など、人によって片頭痛の引き金になるものは様々なのだが、気候の変化が原因では人間にはどうしようもない。秋になったら南の島へ脱出できるような優雅な生活を目指せ、ということか…。

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